2011年11月17日木曜日

「清き一票」

今回の大阪府知事・市長選ほど選挙権のないことを悔やむ。自分たちが住む地域であり、また愛着がある地方都市の未来を決する重要局面に指をくわえて、ただ評論しかできない状況に苛立ちを感じてしまう。
やはり、この気持ちは法律や人権という大上段の議論以前の、自然な感情のような気がしてきた。
故金敬得弁護士が国政選挙は韓国で、地方選挙は日本でという主張をされていたが、前者は実現したが、後者はまったくメドが立っていない。
福岡高裁が永住外国人の生活保護を権利として初めて認めたが、ほっとした。最近では珍しくまともな判決が下された。永住外国人の地方参政権も約20年前に最高裁で「違憲ではない」という判断が出されているのだが、立法はまったく動きを見せていない。
民衆党政権で実現しないのであれば、公明党、共産党、社民党が政権を握るまで待つしかないのかなと思うと、多分生きている間に日本の地で「清き一票」は無理だなと絶望してしまう。

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