2011年11月18日金曜日

「ノーブレス・オブリージュ」

「地位が高いものの義務」と言う意味で、最近よく耳にする。今日の朝刊に韓国で大統領候補として急浮上・人気急上昇しているソウル大の教授が約121億円を貧困家庭の子どもたちにと寄付をするとの記事が掲載されていた。
 パチンコマルハンの会長も個人資産を全額約1000億円らしいが寄付するという報道もあり、何か「寄付文化」が少しずつ浸透しているのかなという気がする。
 今回の大震災が日本国内だけでなく、個々人の生き方や価値観に決定的な影響を与えているのかなとつい深読みしてしまう。
 税制面でも今まで認められなかったNPO法人や学校法人(各種学校)への寄付も限定的だが始めて寄付金が税控除となった。
 個人の意識と社会制度の二つが相互作用すれば、これは文化となる。
 長期的にはわが学園にとっても朗報であるが、早くそのおこぼれにありつきたい。

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