2011年1月25日火曜日

「息もできない(韓国名:똥파리」

 昨夜京都で学園理事でもある寺脇研さんと会食した。
 元文科省審議官で、現在は京都造形芸術大学の教授である。もちろん専門は教育であるが、それ以上に「映画」への造詣が深く、韓国映画はほとんど見ておられる。そういうことも幸いしたのか、大学では教育論ではなくて映画論を教えている。
 1日に4~5本を劇場で観る日もあるらしく、全くそれが苦痛ではないというのでさすがプロである。
 昨日初めて知ったのだが、韓国映画の「息もできない」が「キネマ旬報ベストテン」と「毎日映画コンクール」で外国映画ベストワンに選ばれた。
 昨年、劇場に足を運んで直接見て、感動というか衝撃を受けた映画だけに嬉しい。
 その映画の監督でもあり、また主演でもあるヤン・イッチュン氏が最も影響を受けたのが、日本の映画であり、とりわけ東映のやくざ映画に惚れ込んでいたらしい。
 寺脇さんが彼に50本近い日本映画をせっせと送っていたことも同時に知った。
 日・韓の文化交流と人的ネットワークの深さを改めて実感した。
 
 
  


 

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