2011年2月10日木曜日

22年ぷりの再会

 友人を通じて、会いたいと連絡があり、22年ぶりにお会いした。
 生まれて3カ月の長女と妻を置いて、東京に単身赴任で行くかどうか悩んでいるときに、背中を押してくれた人でもあり、じっくりと貴重な話を聞くことができた。
 すでに75歳となっておられたが、相変わらず矍鑠とされており、歴史から哲学、特に漢文の素養には仰天する。
 会食がすんだ時には、コースターから割りばしの包み紙まですべてがノート代わりになって漢詩で埋め尽くされていた。
 このような方たちが同胞たちの尊敬を受けていたからこそ、民族団体も発展していたのだが、今となってはこの大先輩の言葉を借りるなら「無用の長物化している」ということである。
 噂では離婚もされ、そのために財産もほとんど失い、別の女性と生活をされて久しいと聞いたが、その女性のために熟年離婚して、財産もとられたのか渡したのでであれば生き方としては潔い。
 
  
 

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