2011年2月21日月曜日

代表合宿

 土曜日の夜10時過ぎに南北の軍事境界線近くにある「国家トレーニングセンター」に到着した。

 早速、代表監督に挨拶をしたら、すごいマッチョでその体格と、そしてすぐ上の部屋がチョウ・グワンネ韓国代表監督の部屋だと聞いて驚いた。
 まさしくここが韓国サッカーの「総本山」なのだと実感した。
 施設は8面の人工芝コートに1面の天然芝コートで、素晴らしかった。
 韓国内から約60名の小学6年生が集められた中で、在日コリアンは長男一人だけで、この中から1年かけてレギュラー選手を30名程度に絞り込むようである。
 162センチある長男が小さく見えるほど、3分の2は170センチ以上の選手たちだった。
 翌日の日曜日は午後から練習試合があるというので、見に行った。
 さすが韓国の親たちの熱狂ぶりはすごく、選手以上の人数の観客が観覧席を埋めていた。(100人近く来ていたようだ)
  どうにか後半から試合に出させてもらい、2つのアシストを決めて、存在価値をアピールできたようだ。あと7日間、肉体的にも精神的にも鍛錬されて帰ってくることであろう。
 ところで、この合宿所からすぐ近くの小さい山の頂に「統一展望台」というところがあり、「北の地」を望遠鏡で間近に見られるので、南から北を少しでも眺めたかったのだが、時間がなく次回までお預けとなった。
 それにしてもあの寒さも嘘のような初春の天候で、寒空で2時間も観戦しなくてよかった。
 
 

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