2011年2月7日月曜日

新春講演会

 コリアNGOセンター http://korea-ngo.org/ の新年会が土曜にあり、参加した。
 SBJ大阪支店長が「金融危機と経済環境の変化」をテーマに講演した。
 SBJ銀行は韓国新韓銀行が100%出資する日本の銀行で、外資の銀行としてはシティバンクに続き二つ目である。 
 支店長は韓国人であるが、流暢な日本語で日本経済の明るくない展望を述べていた。少子高齢化の影響は当然であるが、それよりも国家戦略の不在がいまの低迷の要因であるなと考えさせらた。特にこの日本の経済規模で外資系銀行が2つしかない事実に驚愕した。
 法的には外資による銀行設立は問題ないのだが、申請から認可まで4,5年かかるので、あえてそこまで時間と労力をかける必要はないと諸外国の金融業界が判断するのでは当然であろう。
 素人目から見ても市場への規制と閉鎖性を打ち破らない限り、経済が活性化しないのは当然であり、「経済は一流、政治は二流」から「経済は二流、政治は三流」と音を立てながら崩落していっているようである。
 
 

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