2011年4月12日火曜日

伊集院静

 最近、彼のエッセーと小説にはまっている。
 夏目雅子や弟との死別、すさまじいお酒とギャンブルの日々。
 どん底を経験したかれの筆致からは濾過された後の透明な瞳と本質を射抜く鋭さを感じる。
 日本ではもうこのようなタイプの作家は出てこないのかなと思う。
 朝鮮半島という出自も大きき作用しているのであろうが、間違いなく最後の無頼派作家となるだろう。
 
 
 

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