2011年4月25日月曜日

「一衣帯水」

 学校の韓国事務所を正式に設置することになり、先週金曜日からソウル・プサンと回り今日帰ってきた。 
 やはり2カ月前に比べて、日本人の観光客が少なく感じたが、それ以上に韓国人が日本への入国を相当控えているようだ。
 今回は久々のプサン入りということもあって、知人・友人たちの歓待を受けた。
 神戸に地形が近く、気質は裏表がなく「本音トーク」の大阪人とよく言われるプサンだが、六甲山のような素晴らしいハイキングコースもあり、また有名な東莱温泉もあり、そして海産物の宝庫でもある。
 多分観光案内には出ていない「ヨンファリ」という漁港では海辺の屋台のような店が数十件並んでおり、ナマコ、サザエ、足長だこ、そして最後はアワビのお粥で締めたが、4人で80,000ウォンだから7,000円程度だった。もちろん焼酎とビールも飲んでの価格である。
 ところで、ここプサンにも福島原発のような「古里原発」が30数年前から稼働しており、「海雲台」という有名なビーチがその原発地点から14kということもあり、万が一の場合はプサン全体が完全に機能マヒとなると心配していた。また、豊富な海産物も当然日本の海流に乗ってくる魚もあり、やはり韓国と日本は「一衣帯水」ということを実感した。

 
 

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