2011年5月6日金曜日

再び「祖国と母国とフットボール -ザイニチ・サッカー・アイデンティティ-」

 1月のブログに書いた表題の著者である慎武宏氏と昨夜鶴橋でお会いすることができた。
 彼の著書を韓国語に訳したのが私の知人で彼女からの連絡で貴重なひと時を共にできた。
 身長は180㎝以上のがっちりしたスポーツマンの体格で、寡黙で非常に魅力的な40歳だった。
 「在日Jリーガー」の代表的な選手たちへの取材を通じて、彼らの情熱と苦悩を見事に描き出し、韓国では表題のスペシャル番組まで放映された。
 彼の韓国語版は韓国サッカー界の重鎮だけでなく、俳優のイ・ビョンホンも読んでもらっており、一冊の本がこれほどまでに「在日」への関心と理解を深めたのは稀有であろう。
 現在は韓国サッカー協会の公式サイト(日本語版)を任されて、「在日」の韓国代表選手への取材で来阪したらしい。
  次回は長男への取材をしてくれるということで、気恥ずかしい限りであるが、彼との対話ができるだけでも待ち遠しい。
 

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