2011年10月13日木曜日

歴史捏造

 中国内にある高句麗の遺跡が捏造され、その歴史がどんどん消されている。
知人が憤慨していたので、わたしもその歴史ドキュメンタリーを借りて見たのだが、その「手口」があまりにも乱暴でひどすぎる。
高句麗時代の城壁の上にコンクリートで固めた中国形式のお寺を建立するだけでなく、その名称まで変更するので、地域の住民達も困惑している姿も生々しく映し出されていた。
韓国側の取材が学説と史実に依拠して、非常に冷静であったのが印象的であった。
いわゆる中国政府は「東北工程」という歴史観を打ち出し、「高句麗は中国の一地方政権だった」という考えを行動に移しているのだろうが、歴史の捏造は必ずその「審判」を受けることになる。
日本も北朝鮮も同じである。

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