2011年10月24日月曜日

人事の季節

  昨日から韓国に来ている。トイレに入ったり、電車にのったりすると、公衆道徳を訴えるポスターなどの表現が明確に「やめなさい」「しなさい」というようにストレートであることに気がついた。
日本だと「ひかえてください」「遠慮してください」などの遠回しの表現が多いように見受けられる。
明確に「車内での痴漢行為は犯罪となります」ではなくて「痴漢行為は人間とて恥ずかしいことなのでやめなさい、見つけたらただでは置きません。」とかいうように命令口調の表現に切り替えたら、すこしは加害者の心理と行動にプレッシャーを与えるのではないのかなとふと感じてしまった。
さて、人事の季節に突入である。何度も嘆いているが、教員の評価は数字で判断できないので本当に難しい。上には反抗的で批判的であっても生徒には素晴らしい対応をする人もいれば、その逆もまたある。そのようなでこぼこ状態の方が子どもにとっては息苦しくないだろう。
橋下が「教育基本条例」(?)を成立させようとしているようだが、彼のエリート的な独善性がよく現れている。上にとって都合のいい教師だけで学校現場を固めてしまえば、子どもたちは完全に酸欠状態になることは素人の私でも理解できる。
そして清志郎の「僕の好きな先生」のような名曲も生まれてこない。

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