昨日、念願の学校法人(各種学校)認可取得に向けて大きく前進した。
開校時がリーマンショック時期と重なり、予定していた寄付が棚上げ状態になり厳しいスタートとなった。この3年近くは自分の人生でもっとも苦しく、つらい時期であったといっても過言ではない。
しかし、子供たちの姿に癒され、また力を得ることで乗り切ることができた。
この国の教育制度はあくまでも「国民教育」をするなら支援をするが、そうでなければ勝手にやりなさいという考え方で一貫している。
最近、「高校無償化」などの問題でいわゆる各種学校と位置づけられている「外国人学校」も政府レベルでの助成対象として初めて認められたが、各種学校の認可も取れていないいわゆる「フリースクール」の場合は、「高校無償化」は当然、固定資産税の免除も通学定期の学割もなく、自治体からの助成対象からもはずされている。
学校用地も各種学校の場合でさえ、土地の安い「調整区域」では立てることができず、給食補助も当然ないので子どもたちはお弁当持参で、温かいご飯を食べさせたい母親たちが月に1回程度学校でカレーライスを作ったりしている。
私の長女は12年間、次女は9年間、長男は6年間弁当生活であるが、朝早くから弁当を作っている妻の姿に自然と頭が下がった。
税金は日本人並みだが、その還元は「国民」が中心である。
結局「外国人」を大切にしない国はいつか「国民」もないがしろにするということである。
それがいまの日本の「現住所」となっているのではないだろうか。
我が息子は紆余曲折を経て契約社員として働きながら夜間高校へ通っています。
返信削除給料は全て自分の小遣いで家には一切入れない。
家内はそんな息子の為に毎朝早起きして弁当を作っているのは、同じく頭が下がる。
息子の場合、社会人なのか学生なのか色分けが難しいが、分け隔て無く若い人達が気兼ね無しに伸び伸びと成長出来る環境を整えるのが大人の責務ですね。
>蒼鰻様
返信削除子を思う母親の強さには勝てませんね。
50歳を超えてくるとそこに人間としての凄みまで出てくるようで、私も最近はよく妻の顔色を伺うようになっています。