2010年11月12日金曜日

「国家代表」他

 寺脇研さんのブログhttp://www.f-kyoukai.com/blog01/の映画批評で最高点だった韓国映画を立て続けに2本見た。
 「国家代表」は韓国内で600万人を集めただけに圧巻であった。もう一本は「義兄弟」で南北情報員の友情を描いているのだが、前者の感動が大きすぎて後者は完全にかすんでしまった。
 この2本の映画を通じて、韓国社会の多国籍化・多文化化の実態が浮き彫りにされていた。ヴェトナム・フィリピン労働者、在米コリアン、中国朝鮮族、「脱北者」等が劇中で重要な役割を担っている。
 異質なもの同士がぶつかったり、交じり合ったするときの葛藤や矛盾によるマイナス面よりはそこから吐き出されるエネルギーのすごさを大切にしたいと思う。

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