2010年11月30日火曜日

「もんじゃ」

 昨日は豊橋に寄って、夜東京入りした。
 ホテルはいつも上野・浅草・御徒町辺りを予約する。
 なぜか、この地域が庶民的で一番落ち着くのである。
 立ち飲みに入り、大阪ではほとんど味わえないホッピーを注文して、ガシラとシロ、タンといった豚肉の串焼きを頼み、その後立ち食い寿司で夕食を済ました。
 あと、モンジャを食べることができれば満足である。
 貧しい東京の小学校時代、練炭を火力にした鉄板の上で、メリケン粉とソースだけのもんじゃ焼きをよく食べた。
 確か料金が30円ぐらいで、50円出すとスペシャルで細いスルメのようなものが載せてあり、それを食べている子どもたちがうらやましくて仕方なかった。
 昔、給食のときにクジラ肉がよく出ていたので、その記憶と高級食材になったということで食べることは全くないが、モンジャだけは無性に食べたくなり、それをつまみにホッピィを飲むとき、「東京人」のDNAを感じるのである。
 
 

 

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