2010年12月4日土曜日

「政治とスポーツ」

 ワールドカップの開催地が決まった。
 私は最初から日本と韓国に決まるとは思っていなかったし、また名乗りを上げるべきでないと考える。
 なぜか、まず日本はスポーツに政治を持ち込んだからである。
 今年の1月に日本で女子サッカー東アジア選手権が開催されたが、当時拉致担当の中井大臣が入国拒否の発言をして、北朝鮮側が参加申請をしなかった。
 これがFIFA(国際サッカー連盟)の怒りと不信を買ってしまい、この時点で日本の開催地はなくなっていたと関係筋から聞いていた。
 少し想像力を働かせば当然のことであろう。
 もし、日本が開催地となり、ワールドカップ出場国となった北朝鮮が開催直前に不参加声明をすればどのような事態になるかは明らかである。
 2002年のワールドカップが日韓同時開催となったとき南北は「蜜月」であったから、実現可能であったとも言われている。
 だから韓国も現政権の対北政策からすれば当然候補からははずれる。
 私は一度開催した国には数十年間は候補地申請をさせるべきでないと思うのだが、FIFA側は利権が絡んでいるのでそれを認めないだろう。
 「りおちゃん」が可哀想でならない。


 
 

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