2010年12月14日火曜日

「泣きっ面に蜂」

 さすがに昨日は1日家にいた。
 ところが、持病の頚椎の痛みまででてしまい、上半身と下半身の痛みで寝たきり状態になってしまう。
 読書も苦痛なので年末にまとめて見ようとして録画しておいたBSのドキュメンタリーを数本見た。
 午前中はたまたまBS3で放映していた詩人、金時鐘氏の半生を描いた番組を見ることができた。
 数十年間、家族ぐるみのおつきあいをさせていただきながらも、全く知らなかったことが多々あり、時鐘さんの壮絶な人生が戦後の日本と朝鮮半島の歴史そのものであることを実感した。
  (今年4月に居酒屋でご一緒したときの写真)
 4,3済州島民衆抗争、朝鮮戦争、吹田事件など歴史的瞬間の現場に身を置いたからこそ、あの「言霊」のような詩句が紡ぎ出されるのだろう。
 個人的には父母との生き別れ、民族組織内での批判と追放処分など数え上げればきりがない挫折と葛藤を支えてきたものは何かと考えたとき、祖国と日本の「真の解放」がいまだなされていないことにたいする怒りであり、「報復」であると感じた。
 それにしても骨の髄まで「皇国臣民」であった時鐘さんの日本語は今でもへたくそなのが不思議でならない。
 来週またお会いして一杯するのだが、なぜそうなのか怒られることを覚悟して尋ねてみよう。
 

2 件のコメント:

  1. 설상가상...
    몸 조심하시고 오래 건강하셔야 하는데.
    형님의 몸은 형님 혼자의 몸이 아닙니다.

    하여튼 며칠 누어서만 있으세요.
    무리하면 절대 안돼요.

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  2. 고마워요.
    오늘부터 출근했는데 역시 몸이 불편해요.
    저녁에는 취소못하는 회식도 있어 지팽이 들고 나가볼께요.
    돌아올 때는 지팽이 대신 아가씨어깨를 빌려볼께요.

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