月明かりがきれいな夜だった。ここ数年は天気がよくなく、はっきりと名月を見ることができなかったという記憶が残っているのだが、昨夜は申し分なかった。そして一緒に食事をしたメンバーも。
1次会は北新地の豚肉串焼きの専門店、2次会は道頓堀の赤坂一龍という「ソルロンタン専門店」である。「赤坂一龍」の店長からは「『秋夕』」の夜を一緒に酒を酌み交わしたい」と直々に電話があったので、顔を出したのであるが、韓国人の情緒からするとこんな特別な日には親しい家族や友人とひとときを過ごしたいという気持ちが切になるようである。
この店長は元「韓国空挺部隊」出身で、超一流企業の「ポスコ」を脱サラした経歴の持ち主でもある。
東京赤坂で50年近くの伝統を持つ「赤坂一龍」という「ソルロンタン専門店」で修業して、この店を大阪の地で2年前にオープンした。
先日ソウルで100年の伝統を持つ「里門ソルロンタン店」にも行って見たが、本場の味よりも「赤坂一龍」のスープが濃厚で美味しいと思う。まさしく「秘伝」の味である。
0 件のコメント:
コメントを投稿