2011年8月9日火曜日

「50男の怪気炎」

 「悪友」達と久々に一杯やった。会話の中心はやはり老後の生活と夫婦関係である。男同士の会話だけに本音のやり取りで各自の生活実態が浮き彫りにされた。
 ある部分では「自分ところは少し変わっているのかな?」と不安にさせたり、別のところでは「やはり同じなんや」という安心感というか連帯感を感じるという調子である。
 具体的な表現を記述できないのが残念だが、結論は全員「よう、離婚もせずここまで来たな」という実感と妻への感謝である。
 帰り際「妻たちも集まると多様な会話をもっとエネルギッシュにしているに違いない」とふと思った。
 この世代(50代前半)の夫たちは体力的かつ精神(経済)的な不安を抱えることが多く、妻たちは「更年期障害」等に苦しめられながらも逆に子育てなどで「失った数十年」を取り戻そうと活力に満ちている女性が多いように見受けられる。特に、山に来ている女性たちの姿をみているとその思いを強くする。まるで使用前と使用後のテニスボールのように「禿げ方」と「跳ね方」が違う。
 昨日の集まりは「悪友」の誕生日祝いが口実であったが、50歳前後の男4人が「イタ飯屋」で「祝杯」をあげながら「頭が薄なったとか、下半身の『切れ』が鈍くなった」などの生々しい会話に店の人と若いお客さんたちは耳を塞いでいただろう。次回は別の一人が9月に誕生日を迎えるのを口実にして再会を約した。
 
 

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