2011年8月31日水曜日

新首相

 海江田がなるとすっかり信じ切っていたのでびっくりした。
 韓国内ではやはり「歴史認識」に問題が相当ある人物だとして、警戒する報道が多い。
 「松下政経塾」出身ということも紹介しながら、その枕詞が「極右指導者養成機関」と付け加えられていて、一瞬唸ってしまった。
 管首相にはもう少し粘ってほしかったのだが、見事に引きずり降ろされ、「小沢待望論」も当面影を潜めることになる。
 管さんは最後に「置き土産」として「朝鮮高校の無償化」の審査開始を指示したようである。
 最初からストップしたのがおかしいのであって、今更という気がしてならない。
 新首相には期待するものは何もないというか、日本の政治がまた停滞して、また首のすげ替えが繰り返されるだろう。
 韓国の知人たちからは「日本の首相は任期が1年と憲法で定められているのか」と皮肉たっぷりに酒のつまみにされてしまった。私が選んだわけでもなく、選ぶこともできないのだが、大統領選挙を直接選挙にした民主化の実績があるだけに、彼らの「国民の政治責任」という認識と自覚は日本とは比べ物にならない。

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