2011年8月23日火曜日

リビアと北朝鮮

 ついにカダフィ政権が崩壊となった。北アフリカの民衆蜂起が最も困難と思われたリビアの扉を開かせた。ただし、NATOの空爆という「支援」を受けてということがどうしても引っかかる。
 イラクやアフガニスタンの例をみてもわかるように、「独裁政権」を打倒するために他国の軍事力の介入が容認されてしまうと、「独裁時代」以上の犠牲を産み出している。
 「金正日政権」を打倒するために、日・米の軍事介入を認めることができるのかと言われればやはり「ノー」である。
 もちろん、リビアと北朝鮮を単純に比べることはできないが、今後「自由と食糧」を求めて北の民衆が蜂起したとき、関係国はどのような対応をするのか、そして自分自身はどうするのかなど様々なことを考えさせられた。

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