2011年8月12日金曜日

学校法人経営セミナー3

 最終回のセミナーテーマは「会議活性化のポイント」だった。毎回、8名前後というアットホームな規模であるが、たまたま名刺交換をした参加者が次女が通っていた高校の教頭先生でびっくりした。
 「娘さんのことはよく覚えていますよ。そして、お父さんには感謝しています」と言われ、またまたびっくりした。
 実は、入学式のときにいきなり「君が代」となり全員起立を求められたのであるが、私と妻だけ着席したままで抗議の意を表した。
 キリスト系の厳格な女子高でしかも国際科ということで、まさかこのようなセレモニーをするとは思いもよらなかっただけにショックだった。
 その直後に学校に抗議文を送ったら、学園長が「新校長が助成金のこともあり、強行したが、教職員の多くも戸惑いを感じており、早速是正するようにする」と答えていただき、それ以降の行事では一切「国歌斉唱」をしなくなったのである。
 今日の教頭先生によるといまもそれは続いており、「保護者の抗議」がそのきっかけになったと感謝されたようである。
 それにしても、小規模なセミナーの場で6年近く前の出来事がこのように教育現場で脈々と引き継がれていることを聞かされ正直嬉しかった。


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