2011年8月6日土曜日

「スイッチオン」

 久々にむき出しの「本性」を見せつけられた。こちらも売り言葉に買い言葉で応酬したのだが、それがいたくプライドを傷つけたようで普段とは全く違った言葉と態度で怒鳴り散らした。
 久々に戦闘モードにスイッチが入って、とことんやりあおうと思ったのだが、途中で馬鹿らしくなった。こんな人間と同じ土俵で勝負することが自分の魂を汚すことになるなと思って、無言で通した。
 しかし、なかなか寝付けない。自分の人を見る目が甘すぎたのかと自責の念に駆られつつも、相手の幼稚さに憐憫の情を感じたりと朝方までまったりとしてしまった。
 結論は自分がまだまだ未熟だったということである。孫子の兵法ではないが、戦う前に勝負をつけておくべきだった。
 喜怒哀楽の中でも「怒」と「哀」の表現は多様かつ個性的で難しい。だからこそ、そこにその人の人間性が集約されているのかもしれない。
 久々に、はらわたが煮えくり返る経験をさせてもらった。

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