2011年8月30日火曜日

釜山・ソウル

 土曜日から釜山、そして昨日からソウルに来ている。昨年設置したKISの韓国事務所側と協議することになった。
(釜山駅から見た風景) 
(チャガルチ市場の夜)

 放射能・円高という史上最悪の状況で韓国内の日本留学斡旋業者が店じまいをはじめているという。確かに、留学センターが密集している鐘路の街を歩いてみたが、昨年より「日本留学」の看板が減り、その代わり中国とカナダが増えているようである。
 所長は悲観的だが、新しく就任した副所長はこの道数十年のベテランだけあって、冷静に事態を分析しながら打開策を練っていた。
 夜はいつものごとく、会食続きだが、過去とは違っていきなり韓国焼酎ではなくて「とりあえず、ビール」という風になっているようである。多分、夏だからそうかもしれないが、一口飲んだ後は早速焼酎を注文して、それをビールに混ぜて飲んでいる。それを韓国では「焼酎(소주)」+「麦酒(맥주)」を短縮して「焼麦(소맥)」と呼んでいる。


                  (100年の伝統があるソルロンタン屋)

 また、繁華街には、巨大な貯蔵タンクを5個ほど設置して、ハウスビールなどを飲ませる大きなビアホールなどもあり、飲酒文化の多様性を感じた。
 昨日は昼から中華料理で56度の中国酒を飲まされ、別れ際に道の真ん中で握手をしようとしたら抱きつかれ、ほっぺたを合わせてきた。昼間だけに道行く人の視線を一斉に浴びた。
 ホテルが漢江のほとりにあるので、早朝ジョッキンぐで1時間びっしょり汗をかいて、昼酒と昨夜の「焼麦」を洗い流した。
 ここではノンアルコールの生活はやはり無理である。
  


 
 
  

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