2011年8月4日木曜日

「女性監督」

 ナデシコジャパンの優勝メンバーに500万円のボーナスが支給されることになった。サッカー協会としては当然のことだが、これを契機に女子サッカーへの抜本的な支援・育成体制が強化・整備されることになると思う。
 一昨日、少年育成サッカーの指導者と話をする機会があった。かれは、すでにチームのキャプテンを女子に任せているのだが、これからも日本の女子サッカーを強化する上において必要不可欠なことは「アメリカ・ドイツと同じように代表監督を女性(たとえば沢)にさせて、お金は出しても口ははさむな」という持論を展開していた。
 さて、今日は2回目の学校法人セミナーでテーマは「人事」である。教職員の評価は本当に難しい。企業のように業績や結果を数字である程度判断できればいいのだが、そのようにはいかない。
 たとえば忌野清志郎の「僕の好きな先生」のような教員も教育現場には必要で、管理職側から見たらだめでも、生徒にとってはなんともいえない存在感を放っている素晴らしい先生というのが必ずいる。(最近はあまり見かけなくなってきたようだが・・・)。このような先生ばっかりだと教育行政が滞ってしまい、学校運営が大変だが、全くいなくなると生徒たちの心が荒んでしまう。
 この、二律背反的な問題に今日のセミナーはヒントを与えてくれるのか期待したい。
 
 
 

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