2011年8月5日金曜日

学校法人経営セミナー2

 「子ども手当」が廃止されることになった。昨日、学校法人経営セミナーでお会いした大手学習塾の社長が「夏休みの入塾生がドンと減ってきている」とその影響が敏感に現れていると言われていた。
 年収960万円以下の家庭を対象にするよりは、年収額をもっと下げるべきである。
 年収1千万近い3,4人家族ならそこそこの生活ができていると私は感じるのだが、できるだけ低所得層に手厚くできないものか。現在でも低所得層の出生率が高いかどうかわからないのだが、「貧乏人の子だくさん」を前提とするならば、そこに政策の恩恵が行き渡るようにするほうが制度の趣旨にも合致すると思う。
 さて、昨日のセミナーでは「学校における人事制度改革」がテーマであったが、どのような制度を設けようが人を評価するということの難しさを改めて認識した。「良い悪い」だけでなく必ずそこには「好き・嫌い」という感情が入り込んできて、公平性と客観性だけでは判断できないところが「人事」にはつきまとう。
 講師は「評価制度がどんなに良くても、評価者がいかに評価するかによって公平性や納得度は大きく左右される」と述べていたが、「評価者」の人格と価値観が最も大切なポイントであることを学んだ。とにかく、「学校」というところは「企業論理」や「世間の常識」というのが馴染まないことが多すぎる。



 
 
 

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