2011年3月1日火曜日

第1回卒業式

 司会・進行を任されたので、冷静にふるまわなければならないのだが、さすがに途中で一回、鼻の奥がツーンときて、進行表がかすんでしまった。
 
 卒業式に参加するといつも、「学校の先生になればよかった」と痛感してしまう。
 9名の卒業生たちは教員と父母への感謝を述べていたが、私はこの生徒たちに心から感謝したい。

 イギリス、韓国、そして日本国内で大学生活を送るのだが、単純に「おめでとう。頑張れ」とは言い難い時代の中で、彼(女)達はこの3年間ですでに普通の学校ではありえないような困難と同時に素晴らしい出会いも体験しているので、しっかりと自分の頭と足で判断して、挫折に強く、成功をおごらない人生を送ってくれることだろう。
 
 

3 件のコメント:

  1. 僕は、涙腺、緩みっぱなしでした。
    これから5~6年後に、あの卒業生たちが何をしているのか、是非、追跡報告してほしいです。
    あの子たちは、KISでこれからの人生のための「道具」を手に入れました。それを、どう使って、何をしているのか、とても知りたいです。KISの真価が問われるのは、まさしくこれからです。5~6年後のあの子たちを見ればわかることでしょう。

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  2. >limさんへ
     遠くからハンカチをポケットから何回も出し入れしてるところを見てました。数年後は「チャン君」の卒業式ですね。そのときはバスタオルを持参してください。

    >piaoqinさんへ
     数年後は娘さんを送ってください。それまでに東京にできればいいのですが・・・。

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