2011年3月14日月曜日

悼む

 地震直後の3時30分頃、新大阪駅にいた。東京方面はすでに全面ストップ、博多方面も遅れが出ていた。
 金曜日ということもあってか構内には人がどんどんあふれ出し、窓口には長蛇の列である。
 博多で講演のため前日入りをして、関係者と会食することになっていたが、結局遅れてしまった。
 ところで、今回の地震の被害を表現できる活字が出てこない。
 講演に入る前に、参加者全員に呼び掛けて1分間黙とうをささげた。
 阪神大震災から15年経ち、ようやくその衝撃と悲しみから立ち上がろうとしている矢先に、今回の地震である。
 テロップの「死亡、行方不明者数」の多さに驚愕せず、ひとりひとりの命の大切さと向き合うことが、私たちの責務である。そして「明日は我が身」でもあるという緊張感を維持していきたい。
(合掌)
 

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