2011年3月17日木曜日

被災外国人留学生

 昨日の午後、地域の人から東日本のイスラム系留学生が100名近く避難してきているので、学校を開放してほしいとの依頼があった。
 学校の近くに「イスラムセンター」があり、近畿一円から毎週土曜日礼拝に来られるのだが、この間交流を行っており、そこにイスラム系留学生たちが避難してきたようだ。
 今朝、挨拶に行くと13名のバングラディッシュの人たちは教室で疲れて寝ておられたのだが、1名の方だけパソコン室におられた。
 話を聞くと、筑波大学の大学院生で3年前に来日したが、大学では停電が頻繁にあり、授業もままならず、とくにコンビニでの食料品も不足しているうえに、「放射能汚染」が深刻という情報で大挙避難してこられたとのことだ。
 たまたま、春休みなので泊まっていただくことができたが、たぶんこれからはもっと増える勢いである。
 教室の固い床の上に蒲団だけを敷いている状況なので、もっと環境のいいところに移動できればいいのだが、今日から行政との交渉を始める。


 
 

2 件のコメント:

  1. お手伝いできることがあれば、いつでも声をかけてください。

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  2.  ありがとうございます。
     今は一緒にアラーの神に祈ります。

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