2011年3月1日火曜日

久々の爆弾酒

 今回の韓国訪問では20年以上の付き合いをしている先輩・後輩たちが妻と子どもたちをつれてお祝いに駆けつけてくれた。
 
 全員が延世大学出身で日本の慶応や東大の大学院に留学した経歴を持つ、いわゆるエリートたちだが、学生運動の経験をもち、夜通し酒を酌み交わし、激論した最も親しいメンバーたちだ。
 まだ独裁政権のきびしい政治状況下で反共教育の影響が社会と人々の心まで根深く巣食っているときにでも、民主化と統一のあるべき姿を真摯に模索していた。
 メンバーの中には来年あたり「おじいちゃん、おばあちゃん」になる者もおり、歳月の速さを感じさせる。
 マッコルリから始まり、最後はカラオケで「爆弾酒」の洗礼を受けて、さすがに翌日はアルコールが抜けず、初めて漢江を散策しながら「解毒」にいそしんだ。
 

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