2011年7月6日水曜日

聞き役

 国内最大手の生命保険の解約をしにいった。淀屋橋の本社は立派なビルでさすが国内最大手の保険会社だけのことはある。
 手続き終了後に今日の接客についてのアンケート用紙を渡されたので、、「目の前で記入させられたら、『よくない』に○印は書き込めないでしょう」と言ったら、「その通りです。社内でも議論されているんですけど・・・」との弁解。「風通しの悪い会社みたいですね」と嫌味を言ったら苦笑いをするだけでアンケート用紙をあくまでももらうつもりである。仕方なしにすべて「よい」に○をつけて手渡したが、正直気持ちがすっきりしなかった。
 その後エコマンションのオーナーで建築家の先輩と久々にお会いして、屋上にある40畳ぐらいの芝生で軽く飲み、その後場所を移して、11時過ぎまで約6時間近く話をした。
 3級障害者で韓国での差別体験、そして日本への留学、そして事業立ち上げのかたわら次世代育成の社会活動という波乱万丈の人生を熱く語っておられた。
 興味深かったのは震災当日の日は東京でセミナーを受けていたのだが、地震の揺れを感じた瞬間に参加者全員を非常階段から全員屋外に誘導し、その後すぐにコンビニに駆け込み、手袋と懐中電灯そして2,3日の食糧を買い込んだらしい。
 このあたりのサバイバル感覚はやはり韓国での軍隊経験が生きているのだろう。
 約6時間ほとんど聞き役だったが、閉店間際に「今日何か用事あって来たのよね?」とこちらの要件に気づいてくれた。
 
 

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