2011年7月14日木曜日

女性の強さ

 昨日は朝から来客のラッシュでさすがに、夕方にはクーラーのせいか偏頭痛が出てきた。
 来客の中では翻訳家として第1人者である韓国梨花女子大学の金順姫教授のお話が興味深かった。大阪生まれの在日2世であるが、韓国人夫との結婚を契機に、数年をアメリカ、そして今はソウルが生活の拠点となっている。
 日本人に韓国の悪口を言われると反論し、そして韓国人に日本の悪口を言われると反論しながら生きてきて、どういうわけか日本に帰ってきて、大阪弁を聞くと一番気持ちが和むとおっしゃる。後で、こっそり同行者に年齢を聞くと70歳だといわれ驚いた。
 女性の社会的進出が制約され、家庭内の抑圧がひどかった時代に、自らの信念と努力で「道」を切り開いてこられたオーラを全身に浴びたせいか、「偏頭痛」もその間は鳴りを潜めた。
 そして、明け方には女子ワールドカップで日本が快勝で決勝進出するのをみて、あらためて女性が強くなったということを実感した。というよりは、男が弱くなったというのが本質であろう。
 

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