2011年7月12日火曜日

「豪雨」

 韓国全土が豪雨でソウル市内の漢江も水かさも増し、川辺の公園や付帯施設も水没していた。
 昨夜のニュースではすでに16名の犠牲者が出ていると伝えていたが、ソウルから数十キロにある北朝鮮の地も当然被害が出ているだろう。
 田植えの時期が済み、ようやく芽を出したであろう稲やその他の耕作物にも相当な被害が予想される。
 どこまで「人災」でどこまでが「自然災害」がわからないぐらい荒涼とした風景が思い浮かんでしまう。
 毎年恒例のように「食料援助」を国際社会に求めているが、反応が芳しくない。韓国と日本ではコメ余りで備蓄米の倉庫維持費だけでも年間数十億円?ともいわれている。
 食糧(人道)支援が短期的には「体制維持」に利用されるかもしれないだろうが、長期的には「体制変化」に繋がるという視点をなぜ日本と韓国の政治家やマスコミはもてないのか不思議でならない。
 まだ「被災者」でもある「北の民衆」の苦痛が続く。
 
 

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